外壁工事で良く聞く名称がサイディングとガルバリウムです。
みなさんは、この2つの違いをご存じですか。
今回は、サイディングとガルバリウムの違いとガルバリウムの魅力について解説します。
外壁工事をお考えのみなさんは、ぜひこの記事を最後までご覧ください。
□サイディングとガルバリウムの違いとは?
サイディングとは外壁材のことで、ガルバリウムとは外壁や屋根に使う材料の名称です。
サイディングは一般的に、窯業系サイディングを指しています。
また、ガルバリウムを使ったサイディングは、金属系サイディングとよばれます。
*窯業系サイディング
窯業系サイディングはセメントと木質系成分を混合して製造される外壁材です。
施工性が良いことからコストパフォーマンスとデザインの豊富さが人気です。
防水性を保つためシーリング材塗装の定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、メンテナンス頻度が多いことがデメリットです。
また、熱を蓄える性質、蓄熱性があり生活空間が外気温の影響を受けやすいデメリットもあります。
*金属系サイディング
金属系サイディングは金属板と断熱材を一体成型した構造で軽量性、断熱性に優れた外壁材です。
軽量であることからカバー工法に適し、省エネ効果があります。
金属でありながら錆に強く、ひび割れや凍害の心配がありません。
傷がつきやすく、電食による錆の影響を受けやすいデメリットもあります。
□ガルバリウムの魅力とその利点
ガルバリウムは、近年外壁材としての人気が高まっています。
ここでは、ガルバリウムを用いた外壁の魅力を解説します。
1:耐用年数と耐久性
ガルバリウムは、25年から35年の長い耐用年数を誇っていることや、アルミニウムと亜鉛の特性を活かした耐久性が特徴です。
メンテナンスが少なくて済むため、長期的なコストパフォーマンスも高いです。
2:耐震性が高い
軽量性が特徴のガルバリウムは、建物全体の重量を軽減し、耐震性を高める効果があります。
地震リスクの高い地域での建築に特に適しています。
3:デザイン性
ガルバリウムの独特な金属光沢と反射性は、美しく個性的な外観を作り出します。
このデザインは、他の外壁材では出せません。
縦のラインが特徴的で、デザイン性を求める方に最適です。
□まとめ
サイディングは一般的に、窯業系サイディングのことで、ガルバリウムを使ったサイディングのことを金属系サイディングといいます。
窯業系サイディングは価格とデザイン性に優れています。
また、ガルバリウムは耐久性、耐震性、そして独特のデザイン性に優れています。
建物の用途や地域、デザインの好みに応じて適切な材料を選ぶことが大切です。
当社は、お客様に合わせた工事方法を提案いたします。
福井市周辺にお住まいの方で、サイディングに興味がある方は、お気軽に当社にご連絡ください。