自宅のリフォームや新築を検討している皆さんは、性能とコストパフォーマンスの両方を満たす屋根材を探しているのではないでしょうか。
特に、断熱性や遮音性にも優れた屋根材を求めている方も多いはずです。
そんな方におすすめなのが、断熱材一体型ガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は、耐久性や耐食性に優れ、近年人気が高まっている屋根材ですが、断熱材一体型はさらに進化した性能を備えています。

この記事では、断熱材一体型ガルバリウム鋼板の特徴や選び方、メリットについて詳しく解説していきます。
最適な屋根材選びの参考にしてください。

□ガルバリウム鋼板の選び方とポイント

ガルバリウム鋼板は、その種類や性能によって様々な選択肢があります。
ここでは、ガルバリウム鋼板を選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

1:縦葺きと横葺きの違い

ガルバリウム鋼板の屋根材には、縦葺きタイプと横葺きタイプがあります。

縦葺きタイプは、トタン屋根と同じ形状で、雨水が軒先に流れる方向に向かって屋根を葺く方法です。
施工が比較的簡単で工期が短縮できるため、施工費用を抑えられます。
勾配が緩く水はけが悪い屋根にも適しています。

一方、横葺きタイプは、近年主流となっている施工方法で、横方向に向かって屋根材を葺いていきます。
縦葺きと比べて勾配が必要ですが、断熱材一体型など機能性に優れた既製品も数多くあります。

2:次世代ガルバリウム鋼板（SGL）か確認する

次世代ガルバリウム鋼板「SGL（エスジーエル）」は、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウム（MG）が2％添加されたことで、防錆性が大幅に向上しています。
耐食性はガルバリウム鋼板の3倍以上と、腐食しにくいのが特徴です。
ガルバリウム鋼板を選ぶ際には、SGLかどうかを確認しましょう。

3:断熱材一体型も検討してみよう

金属屋根は、遮音性と断熱性に劣るというデメリットがあります。
しかし、断熱材一体型ガルバリウム鋼板は、裏側に硬質ウレタンフォームが貼り付けられているため、断熱性と遮音性を向上させることができます。
金属屋根特有の雨音を軽減し、快適な住空間を実現できます。
価格面でも、断熱材無しと比較してそれほど大きな差はありません。
断熱材一体型ガルバリウム鋼板も検討の範囲に入れましょう。

□断熱材一体型ガルバリウム鋼板の魅力

断熱材一体型ガルバリウム鋼板は、優れた性能とメリットを兼ね備えています。
ここでは、断熱材一体型ガルバリウム鋼板の魅力を2つの側面から解説します。

1:優れた断熱性と遮音性

断熱材一体型ガルバリウム鋼板は、優れた断熱性能と遮音性能を発揮します。
夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。
また、雨音や外の音を軽減することで、静かで落ち着きのある住空間を実現します。

2:コストパフォーマンスの良さ

断熱材一体型ガルバリウム鋼板は、初期費用が多少高くなる場合もありますが、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスに優れています。
断熱性能が高いことで冷暖房費の削減につながり、光熱費を大幅に節約できます。
また、遮音性が高いことで、防音対策の費用も抑えられます。
さらに、耐久性や耐食性に優れているため、屋根のメンテナンス費用も抑えられます。
結果的に、長期的に見てコストパフォーマンスの高い屋根材と言えるでしょう。

□まとめ

断熱材一体型ガルバリウム鋼板は、耐久性、耐食性、断熱性、遮音性など、様々なメリットを兼ね備えた優れた屋根材です。
性能面だけでなく、コストパフォーマンスの良さも魅力です。
自宅のリフォームや新築を検討する際には、断熱材一体型ガルバリウム鋼板をぜひ検討してみてください。
快適で経済的な住空間を実現できるでしょう。

当社では、福井市周辺で耐久性に優れた屋根リフォームを実施しております。
もし、屋根の老朽化でお困りの方はぜひ当社までご相談ください。