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ケラバと唐草の違いとは?屋根の構造を理解して雨漏り対策!

家の屋根は、建物を雨や紫外線から守るための重要な部分ですが、その一部であるケラバや唐草の役割についてはあまり知られていないことが多いです。
これらの部材は、建物全体の耐久性や美観を保つために欠かせない存在です。
本記事では、ケラバと唐草の基本的な役割や重要性、そして劣化を防ぐためのメンテナンス方法について詳しく解説します。

□ケラバと唐草の役割と重要性

ケラバと唐草は、屋根の一部として建物を保護する重要な役割を果たしています。

1:唐草の役割

唐草とは、屋根の一番外側の部分を囲い込む部材で、軒先に流れてきた雨水を雨樋に誘導したり、軒先の木材を雨水から保護する役割があります。
名前の由来は、昔日本で軒先の瓦に唐草模様を描く文化があったことから来ています。
唐草がしっかり機能することで、軒先の腐食を防ぎ、建物の長寿命化に貢献します。

2:ケラバの役割

ケラバは屋根の外壁よりはみ出る部分を指し、雨水を適切に誘導し、紫外線から建物を保護する役割を持っています。
ケラバがあることで、雨水が直接壁面に流れ落ちるのを防ぎ、建物の外壁や基礎部分の腐食を防ぎます。
また、ケラバが建物の外観に調和するデザインで設置されることで、見た目の美しさも保たれます。

3:重要性

ケラバと唐草が適切に機能することで、雨水や紫外線から建物を守り、内部の温度調節にも貢献します。
特にケラバは、太陽光の直接的な影響を減少させ、内部の温度上昇を抑制するため、冷房負荷が減りエネルギーコストの節約にもつながります。
これらの部材が劣化すると、大雨や台風の際に雨漏りが発生するリスクが高まるため、定期的な点検が不可欠です。

□ケラバと唐草のメンテナンス方法

ケラバと唐草は、劣化を防ぐための定期的なメンテナンスが重要です。

1:定期的な点検

ケラバや唐草の状態を定期的に点検することが大切です。
高所での作業となるため、自分で行うのは危険を伴いますので、専門会社に依頼することをお勧めします。
専門家は専門的な知識と道具を持っているため、細部までしっかりと点検してくれます。

2:修理と交換

劣化が見つかった場合は、早めに修理や交換を行うことが重要です。
特に、雨水の浸入を防ぐためには、劣化した部分を放置せず、速やかに対処することが求められます。
修理や交換には専門知識が必要なため、こちらも専門家に依頼すると安心です。

3:清掃

ケラバや唐草に付着したゴミや葉っぱなどを定期的に清掃することで、雨水の流れをスムーズに保つことができます。
特に秋は落ち葉が溜まりやすいため、この時期に重点的に清掃を行うと良いでしょう。

□まとめ

ケラバと唐草は、屋根の重要な部材として、建物を雨水や紫外線から守り、内部の温度調節にも寄与しています。
これらの部材が劣化すると建物全体の耐久性に影響を及ぼすため、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
唐草やケラバの役割と重要性を理解し、適切な管理を行うことで、建物の美観と耐久性を保ちましょう。

当社では、福井市周辺で定期的な屋根点検を行っております。
屋根の状態が気になる方は、ぜひ当社までご連絡ください。