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屋根に取り付けられる唐草とは?役割やメンテナンス方法について紹介します!

屋根の軒先にある唐草は、ただの装飾品ではなく、家屋の健全性を保つ重要な役割を担っています。

この記事では、屋根の軒下に取り付けられる唐草とは何か、また唐草の修理について解説します。
唐草について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

□屋根の軒下に取り付けられる唐草とは?

日本では歴史的に軒先の瓦に唐草模様を描く文化がありました。
屋根の軒先に取り付ける部材を唐草と言い、瓦屋根以外の金属屋根やスレート屋根にも唐草が取り付けられています。

唐草の主な役割は、屋根からの雨水を雨樋に流すことです。
これにより、雨水が屋根材の裏側に回ってしまうのを防ぎ、木部の腐食を防げます。
この、水が細い筒状の内側を重力に逆らって上昇する現象は、毛細管現象とよばれます。
この現象が起きてしまうと雨漏りしてしまう可能性が高くなってしまうのです。

また、軒先唐草とケラバ唐草の違いは、設置場所の違いにあります。
軒先には雨樋が取り付けられているのに対し、ケラバ唐草は雨樋がない端部に設置されます。
ケラバでも同様に、毛細管現象が起きてしまうため、唐草が取り付けられているのです。

□屋根の唐草の修理について

唐草は雨水が残りやすく劣化しやすい部材です。
また、屋根の隠れた部分でもあるため、塗装メンテナンスも出来にくい部材です。
金属屋根では風による損壊を防ぐため、屋根の部材として重要な役割を担っています。

そのため、定期的な点検と修理が大切です。
定期的な点検は、腐食や劣化を発見し、大きな問題につながる前に対処することを可能にしてくれます。
特に日本のように台風や大雨が多い地域では、屋根からの損壊を防ぐためにも、唐草のメンテナンスは欠かせません。

点検時には、腐食や劣化の症状を確認し、必要に応じて新しい唐草に取り換えることもできます。
屋根の唐草の修理は、自分で行うのではなくプロに依頼することをおすすめします。
また、修理費用の相場や、足場代の必要性も考慮する必要があります。
唐草の修理費用に加えて、足場代も追加すると割高に感じます。
費用が気になる方は、足場代を節約するために、雨樋修理や屋根塗装や外壁塗装を唐草の修理とともにすると良いでしょう。

□まとめ

この記事では、屋根の軒先に設置される唐草の重要性、役割、メンテナンス方法、および修理のタイミングについて解説しました。
唐草は、単なる装飾品ではなく、家屋の健全性を保つための重要な要素です。
そのため、定期的な点検と必要に応じた修理は、屋根の健康を維持するために欠かせません。

当社は、福井市周辺にお住まいの方の屋根工事や外壁工事、樋工事を承っております。
軒下の修理がしたい方は、ぜひ当社にご相談ください。